デザイン住宅と自然素材の家で京都・関西において「いつまでも心地よいと感じて頂ける住まい・空間」を提供するHOP京都の住宅実例集 自然の中の別荘
この建物は、千歳市の市街地より少し離れた、自然林をそのまま残した、閑静な住宅地の一画に別荘として計画された。 計画に際して、まず、豊かな自然林をできるだけ残し、近隣との調和を心がけた。 全体の構成は、シンプルな矩形の平面を45度ずらし、アプローチ、玄関を中心に向かって左側奥に2階建、右側に平屋建てを配したゾーニングとなっている。シンプルな矩形の平面に異なった屋根がかけられており、1つは桁行に直行したもの、もうひとつは対角線上に片流れの屋根がかけられ、外観に動きのある変化を与えている。又、ポーチのコンクリートの折り返しの列柱と水平感のあるH形鋼の庇は、全体のバランスをとると共に建物の表情をより豊かなものとしている。
内部の構造は、外の豊かな緑をいかにより良く取り込む為に窓の配置及び大きさを工夫してある。 玄関を入ると、正面に景色を切りとった大きな窓を設け、いきなり目に飛び込んでくる緑が来客のおどろきとここち良い感激を与えるスペースとなった、四季折々の景色を用意できる、最高のおもてなしのアングルである。また、窓外に森を囲むようにつながった木製のデッキは、屋内と屋外の豊かな自然を繋ぐスペースとして外部との一体感をより強いものとしている。 玄関ホールより左側のゾーンは、1階に暖炉のあるリビング、ダイニングキッチン、ゆったりとした曲線の階段を上がっていくと、2階 には吹抜、勾配天井など変化のある空間で構された寝室等のプライベートなスペースが配置されている。
手前右側のゾーンは平屋で構成された、休日をゆったりとすごす為の特別なスペースとして用意された。ヒバ材で造られた浴室と6人用のサウナが設けられており、窓の外に見える緑を感じながら過ごす入浴は、オーナーの最高の”時”となっている。 隣には広縁を設けた本格的な和室があり、家族あるいはゲストと共に見る、雪見障子からも冬景色は格別なものとなるであろう。 上材には、道産のタモやナラ・カエデ等のムク材、壁には珪藻土等、自然の材料を用い、呼吸する、健康で、又、年月とともに味わいを増してくる本物の材料にこだわった。 2〜3年後には、廻りの緑ともより調和したたずまいを感じられるような建物になることを期待している。